-JAL SKY SUITE 767- 世界一のエコノミーでホノルルへ
飛行機が好きです。
同じようなお値段で同じ目的地を目指すのであれば、どうせなら快適な空の旅を送りたい。
エコノミー以外の選択肢というのは、残念ながら私にはありませんが、ホテル選びと同じくらいというのが過言ではないほど、《どの機体で旅をするか》というのは私にとって大切な旅の要素になっています。
そして今回の東京⇆ホノルルの旅。
この区間は、私の知る限りでもっともエアラインの選択肢が多い区間なのではないかと思います。
大韓航空とチャイナエアライン。
どちらも過去にホノルル路線へ搭乗したこともあって、お値打ちなのに良い印象があったので悩ましい。
最近機内食が美味しくなっている、という噂のデルタも良いな。
いろいろと考えを巡らせたけれど、最終的に私が選んだのはJAL。
というのも、JAL SKY SUITEのページを一読してしまったらもう、JAL 以外は考えられなくなってしまったから。
ちょうど出発の1ヶ月前、SKYTRAX社の2017年「ベスト・エコノミークラス・エアラインシート」賞を受賞したとのことで、出国の前日はわくわくして眠れなかったほど《世界一のエコノミー》でのフライトを楽しみにしていました。
さて、期待を胸に搭乗です。
座席について一番驚いたのが、シートピッチ。
このところ、シートピッチ81cm以上の機体に乗る機会が多く、いずれも快適すぎる空の旅だと感じてきたけれど、JALのSKY SUITEはなんと86cm。
ハワイまで、たった7、8時間のフライトなのが勿体無いと思うほど、別格の快適さでした。
身長170の私でも膝がシートに当たらないってすごいことなのです。
細々としたポケットや紐が掛けられる突起が備わったシート、ポケットに覗くカラフルなスリッパなど、JALの細やかなおもてなし精神を感じるしかありません。
資生堂パーラーとのコラボ機内食は、事前に調べていてとても楽しみにしていました。
日本発のJALの機内食が口に合わなかったことなんて一度もなかったけれど、このお肉がほろほろのビーフシチューは、冗談抜きでこれまでのマイベスト機内食でした。
少し驚いたのは、夕食を食べ終えた直後に、「お好きな時間にお召し上がりください」とビニールバッグに入ったペイストリーとペットボトルのお水が配られたこと。
いつもお守りのようにペットボトルのお水を機内に持ち込んでいる私には、とても心強いサービスでした。
帰国便の機内食は、照り焼きチキンと迷ってビーフストロガノフを選択。
そして嬉しかったのは、ゴールドの箱、2枚のビッグアイランドキャンディーズのショートブレッド!
迷いに迷って定番のホノルルクッキーを買って帰ってきたので、最後にいただけて嬉しかったです。
大好きなJALのお味噌汁も。
帰国便のJALのお味噌汁は、毎度旅の終わりのセンチメンタルな気持ちと、無事に帰路につく安堵感の味がするような気がします。
ゆったりとしたシートであっという間の8時間のフライト。
以前のハワイ旅行より少しだけ特別なフライトで、いっそう思い出に残るハワイ旅行になりました。
次回のハワイへのフライトは?
と聞かれれば、迷わず今回と同じ便を選ぶことでしょう。
そして、いつの日かこの《世界1位のエコノミー》に乗って、ヨーロッパへ飛び立ちたいという思いを強めたのでした。
--travel memo-----
飛行機の座席について。
今回は行きも帰りもお手洗いもしくはギャレーのすぐ前の席を予約しました。
なんとなく、すぐ後ろに座る方が、足癖の悪い方だったらどうしよう!と思って、後ろに座席のない席を好んでいますが、これだけゆったりしたシート間隔ならば全く気にならないだろうな、というのが搭乗してみての感想です。
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