星野リゾート 界 川治 で冬ごもり

先日、栃木県の川治温泉で週末を過ごしました。



宿泊したのは、界川治、私にとって2度目の星野リゾート。
初めて訪れた時も感じたけれど、星野リゾートのおもてなしに心を鷲掴みにされてしまったため、書き残すことにします。

鬼怒川温泉駅から冬期限定の送迎バスに揺られること30分。
足を踏み入れて目を惹くのがこの光が降り注ぐロビー。

大きな窓から見えるのは、ほんのり雪化粧をした山々。
暖かかった年始を経て雪は疎らになっていたけれど、それでも東京では見られない眺めに心躍らされます。

さて、お部屋へ。
まず目に入るのが大きなソファ、その名も“ごろんとソファ”。
そして入ってびっくり、実は掘りごたつなコタツ。

川治温泉街を眺めるお部屋(渓流ビューのお部屋もあったけれど、雪化粧した街並みを期待、そしてここは我慢と節約です…!)にしましたが、深雪でなくても美しい景色は圧巻でした。

ウェルカムドリンクの焙じ茶を手に。


一息ついたら館内探検へ。

星野リゾートといえば、のライブラリー。
テイクフリーの珈琲をいただきながら、今回が初星野リゾートの夫に「次はここ行きたいな」とアピールしたり。


お宿の外には立派な水車小屋も。
ロビーで販売されている飲み物を持っていけば、好きなグラスでいただけるとのこと。

あいにくの雪で楽しめなかったけれど、敷地内には足湯もありました。


その後はロビーへ。
界川治の“おたのしみ“は、好きなお豆を選んできな粉をつくる、石臼体験です。

甘いお餅につけて、ライブラリーの日本茶とともに。いただきます。

美味しく見た目にも美しい夕食をいただいた後にロビーへ向かうと、ひょうたんランプに明かりが灯り幻想的な光景が広がっていました。
一つ一つすべて形の異なるひょうたんの美しいことと言ったら。

この後楽しみに向かった温泉では、露天風呂にも同じようなひょうたんランプが灯っていました。
夜に煌めく露天風呂も、日が昇っているうちの雪見風呂も素敵な温泉です。

お楽しみは湯上りも。
湯上りスペースに置かれたハトムギ茶と昔懐かしいアイスキャンディ。
その他、脱衣所にはお風呂上がりに嬉しいレモン水とマテ茶も。
こういう粋な計らいが散りばめられているから、また星野リゾートへ行きたくなってしまう。

川治の郷土料理がたっぷりの朝ごはんを食べた後、チェックアウトまでの時間はライブラリーでのりびりと過ごしました。

すっかり星野リゾートに魅了され、日光東照宮へのバスで川治を後にしたのでした。

星野の何が素晴らしかと考えれば、どんなお部屋のランクであっても、宿泊者全員が特別なおもてなしを受けている気持ちになれるところかな、と思いました。
センスの良い絶景のロビーで過ごす時間は宿泊者の特権で、コーヒー1杯お金を払って飲みに来たくてもお部屋を取っていなければ叶わない。
まるで宿全体がホテルのクラブフロアのような温かいおもてなしが受けられること。それが星野リゾートの一番の魅力なのかな、思った滞在でした。

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