Waldorf Astoria SHANGHAI on the Bund どこまでも上品な上海のクラシックホテル

2泊3日の上海旅行。
うち1泊を過ごしたのは《Waldorf Astoria SHANGHAI on the Bund》。
Waldorfといえばコンラッドの上をいくヒルトングループの最高峰ブランド。
私みたいな20代半ばのOLには、きっと不釣り合いなホテルだけれども、上海ならば他の都市に比べてリーズナブルに泊まれるということもあって、1泊だけ背伸びをしてみることに。


租界時代の西洋建築を改装したというクラシカルホテル、ウォルドーフ上海。
webでその美しさを見て以来…上海行きを決めるだいぶ前から、私の「死ぬまでに泊まってみたい世界のホテルリスト」に名を連ねていたのでした。


ついに対面。
圧巻の内装美と思わず背筋が伸びるような凜とした空気…思わず息を飲んでしまう。

大都会上海にいることを忘れてしまいそうだけれど、装花やどことなくオリエンタルなフレグランスが中国らしい。
その土地らしさが取り入れられたホテルって旅の気分を盛り上げてくれます。


階段に敷かれた絨毯も壁紙も、模様だけ切り取ると可愛らしいのに、クラシカルな内装と合わさるととても上品。計算し尽くされてる…


ウォルドーフにはこちらの旧館と、外灘から遠ざかったタワー棟の新館と、両方に客室があります(もちろん旧館の方がランクが高くなっています)が、
外灘側には車寄せがないため、どちらの宿泊客もタクシーで訪れるとホテルの裏手にやってきます。
ここからロビーにかけては、なんというかヒルトンっぽい…(がっかりせず、旧館へ足を運んでください)。


13時に到着したら、まだお部屋の準備が整っていないとのことだったので、食事をして戻ってきたところでお部屋へ。


…すてき。
と思わず声が出てしまうほど上品なインテリア。
リネンもカーペットも、壁紙も淡いブルー。
シャンデリアがなんて似合うのだろう…うっとりしてしまう。


窓際のソファーも色使いにセンスが溢れてる。


と、ここで不思議なことに気付く。
私の予約は、最安値だったCtrip経由のデラックス ツインルーム。外灘とは逆を向いたシティービューのばす。

…それなのに窓を開けたら電波塔!


なんと、アップグレードでした…❁
新館のため、旧館越しにはなってしまうけれど、夜景もこの通り。

これまで、なんとなく避けてきたctripをあえて使ったのは、他のホテルサイトと比べて1室1万円近くお値打ちに予約ができたから。
恐る恐る使ってみたけれど、さすが本国?ス何不自由なく、むしろ思いがけず上海らしい景色を見せていただき、大満足でした。


お部屋探検に戻ります。
洗面所は、見渡す限り大理石のダブルシンク。


アメニティーは一式フェラガモ。
フェラガモ好きにはたまりません。

…余談ですがWAのマーク、ウェディングドレスのVera Wangにみえませんか?


ウォルドーフ上海には、宿泊者が自由に過ごせるライブラリーがあります。


センスも居心地の良い空間。
壁際にはテイクフリーのネスプレッソや紅茶、クッキーも。
 

すぐ下はロビーフロア。
このニュアンスカラーの家具、なんて素敵なんだろう…


新館と旧館を結ぶのはこの立派なお部屋。

そして日が沈むと、旧館はオレンジ色の光が灯ります。


一見するとホテルとわからないような外観。

そして一度そのドアを開けたら

19世紀にタイムトリップ。

この眺めをみた瞬間に、きっと誰もがWaldorf Astoriaの魔法にかかってしまうのだと思います。



--travel memo------

すっかりファンになってしまったウォルドーフ上海。
しかし予約の際にどうしても気になってしまったのが立地でした。
弾丸旅行に立地の良いホテルは欠かせない。
ウォルドーフはというと、最寄りの南京東路駅から1.1キロ、約15分。

一度だけ歩いてみたけれど、外灘の景色を眺めながらの散歩、と考えれば苦にならない距離でした。
ただスーツケースを転がしていくには骨が折れる道だと思うので、チェックイン/アウトの際はタクシーが正解でしょう。


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Waldorf Astoria SHANGHAI on the Bund
/上海外灘華爾道夫酒店

No.2 Zhong Shan Dong Yi Rd,Huang Pu District, Shanghai, 200002, CHINA
/上海市黄浦区中山东一路2号 200002

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